5/ 5stars

言論界の重鎮である西尾幹二氏の過去の論文を集めたものである。戦後、何年経ってもGHWからの呪縛から、抜け出せず、謝罪を繰り返す。安倍内閣以降、少しはマシにはなったが、基本的構図は変わらない。西尾氏の論文は古いモノもあるが、内容は現在にも通じるものがある。マスコミ、教育、政治家の意識が低く、国を守る気概が何も無い。嘆かわしいばかりだ。

5/ 5stars

ロシア関係の本は安全保障の観点からの物が多くて、等身大のロシアに関する本は珍しいと思いました。視点も中立に感じましたし、何より読みやすいです。テレビで拝見した時も解説が明瞭でわかりやすいと感じましたが、本も内容が項目ごとに無駄なくまとまっていてスラスラ読めました。もう少し早くこの本を読んでいればロシアに行ったかもしれないなと、ちょっと残念です。

5/ 5stars

人間ドックで肝臓の結果がよくなくて、ビールを我慢するために購入してみました。読むやいなや、今のところ飲みたい気持ちはなくなり、お酒のない生活が精神的に安定してきました。翌日に飲酒を後悔する人、お酒を控えたい人は一度読んでみては損はないと思います。禁酒や減酒を考える人におススメです。この本に出会えてよかったです。

5/ 5stars

読み始めたら一気に読み終えていました。 「地域おこし」と聞くと堅苦しく感じますが、各地域での奮闘記として楽しめました。

5/ 5stars

ひきこもった本人であり、かつ社会学者となった著者が自分史を書くことの意味を探った一冊です。これまでの引きこもり支援や当事者の語りの歴史を前段に、研究対象となる他者への聞き取りと、自身が研究対象となる自分史とを対比する形で見せる序盤が第一の見所に感じました。 自分史（自伝と言うには若年過ぎる趣旨）は単に自身の思いを綴るだけでなく、そこにあった環境を通して社会状況を知り、社会の問題を明らかにしていく意義がある、というようなことが書かれていたように思います。 中盤に著者卒論でもあった自分史を載せ、終盤に支援のあり方、つまり「自己変革」だけから「制度変革」への視点増加や、支援者だけによるものから当事者によるものを加える支援の多面化、これまでのひきこもり対策に大きく欠けている物を学者かつ当事者という視点から述べた内容です。 …というふうに感想にまとめるのは実は結構苦労しました。知人の書。